オフェンスのシステムに修正を加えた東京ZはP&Rを多用し、このピリオド10得点をあげた渡辺の3Pシュートやドライブを起点にペースを掴む。
流れを戻そうと東京EXキャプテン#8西山が積極的に仕掛けるが思うようにシュートが決まらず追いかける展開が続く、それでも#18飛田、#31石田の得点で追いかけ、更に1Q最後に#8西山がドライブからジャンプショットを沈めて東京EX18‐20東京Zと食らいつく。
2Q、東京EXは#3ルークと#18飛田、東京Zは#44ゼイビアを中心にオフェンスを展開するも、
両チーム集中したチームディフェンスとリバウンドで譲らず、互いに拮抗した展開が続く。
激しく展開する中で東京EXはライアンがゴール下の混戦で怪我を負うアクシデント。
苦しくなった東京EXだがその後もディフェンスは手を緩めず東京EX37-37東京Zの同点で前半終了。
迎えた後半、先制したのは東京EX。#3ルークのバスケットカウント、#11長谷川が身体をはってリバウンドや相手のファウルを誘うプレーを続けると、#18飛田、#8西山の3Pシュートも決まり、徐々にリードを広げる。東京Zも#44ゼイビアが速攻からのダンクやジャンプショットで詰め寄るが、勢いに乗った東京EXは止まらない。#18飛田の得点、#8西山のジャンプショットや3Pシュートが決まり、残り3分を切ってこの試合最大の11点差をつけ流れを手繰り寄せた。
勝負の最終ピリオド。
この試合38点を叩き出した#44ゼイビア、#9ザッカリーの高さを活かし強引に攻め込む東京Zに対し、#13ライアンを欠く東京EXはアウトサイド主体で応戦。
点差を詰められても要所で#18飛田、#8西山が3Pシュートで突き放す。
それでも時間と共に徐々に高さの差が数字に表れ、ペイントエリア内の攻防で押され始めると、東京Zのオフェンスリバウンドとフリースローが増えていく。
最後の6分間で僅か1得点と苦しんだ東京EXはそれでもディフェンスで粘りを見せ、
残り20秒までリードを保ったが、最後は勢いに乗った東京Zが逆転で72‐74。
B.LEAGUE開幕となる東京ダービーは1勝1敗と勝負を分けた。
2016年9月25日(日)東京エクセレンスvsアースフレンズ東京Z
早水 将希
東京エクセレンス 早水HCコメント
東京Zが今日はアグレッシブに戦ってくるということは選手にも伝えおり、
その中で前半あのように我慢しながら戦えたということは良かったと思っています。
最後のワンプレーのところについては、コーチ陣がもっと練習から練っていれば良かったので、選手については問題なったなかったです。
また、#13ライアン選手 が負傷で抜けた後、チーム全員で戦い抜けたということは、今後に向けて大きな財産となりました。
まだ2試合しか終わっていないので、ここからチームの調子をもっと上げていきたいと思います。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。