戦評

1Q
大きなビハインドスタートとなった東京EX

開幕以来の小豆沢でのゲームとなったFイーグルス名古屋との一戦は、ここまでの成績を物語るように対照的な立ち上がりをみせる。
思い切りよくシュートを放ち得点を重ねるFイーグルス名古屋に対し、開始6分でタイムアウトをとるまで東京EXの得点は#8西山の3点のみ。
その後メンバーチェンジもしながらなんとか食らいつくも12-25と大きくビハインドでのスタートとなった。

''
2Q
Fイーグルス名古屋のシュートが高確率で決まる

勢いの止まらないFイーグルス名古屋は#20河相、#21アラビのシュートが高確率で決まり続け一時20点差に。それでも東京EX#23齋藤が前半だけで13点をあげるなど攻守に存在感を示し、#3ルークの得点で33-48として前半を終える。

''
3Q
東京EXの激しいディフェンスで追い上げを見せる

なんとか差を詰めたい東京EXだが、逆に立ち上がりにミスから速攻を出され連続得点を許してしまう。
東京EX#18飛田、#23齋藤がアウトサイドを決めて食い下がるが勢いは止まらず、残り6分でタイムアウトをとった時点で37-62と試合の大勢は決まったかに見えた。
それでもここから東京EXが奮起し、#18飛田の連続得点を機にディフェンスで激しく追い上げを見せる。残り4分に相手のフリースローで2点は奪われるもタイムアウト以降の失点はそれだけという脅威のディフェンス。

''
''
4Q
Fイーグルス名古屋のミスを誘う東京EXのディフェンス

最終クォーター、更にディフェンスを強める東京EXは徹底してインサイドを抑える。プレッシャーからミスが出始めるとそれまで決まっていたFイーグルス名古屋のアウトサイドもことごとくリングに嫌われる。小豆沢の大声援にも後押しされ完全に流れを掴むと、3Qから通して10分間相手を無得点に抑え、その間にスティールから速攻を連発し東京EX#3ルーク、#18飛田が得点を重ねる。更に#13ライアンの連続得点で最大得点差27点を60-64まで猛追し会場の盛り上がりは最高潮に。
それでも最後はFイーグルス名古屋の#21アラビ、#17サンダースがインサイドで意地を見せ、ファールゲームも合わせて67-77で終了。
立ち上がりの課題を残しつつも、翌日に流れを繋げるゲームとした。

''
''

早水将希ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

早水 将希

1試合通して波が無いようにプレーすること

インサイトを守るというチームの約束に気を取られすぎて、ボールマン1人1人へのプレッシャーが無く試合に入ってしまいました。
しかし、ボールマンに対してプレッシャーをかけ続けるということをチームで徹底しようと話し、後半に入ってからは相手のターンオーバーをが出るようになりました。
いつもはうちのアウトサイドが当たって追いつく流れなのですが、今日はディフェンスを頑張って追いつけたので、明日は出だしからこれをやって勝ちたいと思います。
1試合通して波が無いようなプレーをすることがここ何試合かの課題であるので、出だしからディフェンスを頑張り、明日は勝ちに行きたいと思います。