連敗を止めたい東京EXは、怪我をしている#31石田に代わり#2椎名をスターターにして挑む。
前日の後半に見せたディフェンスでインサイドの守り方が徹底されると、#21アラビをうまく抑えロースコアの展開に。
オフェンスでは#18飛田、#11長谷川が仕掛け、#3ルークも好調で内外バランスよく得点を重ねる。#2椎名の3Pシュートも決まり21-14と好スタートを切る。
続く第2クォーターも東京EXペースは変わらない。#8西山の3Pシュートで先制するとディフェンスでも運動量が多く、相手の24秒バイオレーションを奪うなど流れを渡さない。
この日好調の東京EX#3ルーク、更には#8西山、#2椎名の3Pシュートなどでテンポよく得点をあげる。
Fイーグルス名古屋も積極的にアウトサイドを狙うものの、ことごとくリングに嫌われ点差は徐々に広がっていき、終了間際にFイーグルス名古屋#10杉本がブザービーターで3Pシュートを決めるも42-30と東京EXがリードして折り返した。
試合の流れが大きく動いたのは第3クォーター。
ディフェンスのプレッシャーを強めトラップ気味に仕掛けるFイーグルス名古屋に対し得点が止まる東京EX。Fイーグルス名古屋は#32武藤の連続得点、#22福澤、#21アラビもゴールにアタックしリバウンドでも圧倒する時間帯を作る。
東京EXも#18飛田がドライブ、ジャンプシュートで返すものの、後が続かず、開始6分で6-18のランで一気に追いつかれる。
更にディフェンスで勢いを増すFイーグルス名古屋はオールコートプレスで仕掛け東京EXのミスを誘う。東京EX#8西山、#33宮田の2ガードで対応するも流れは変えられず、このクォーター13-30とされ、東京EXが5点ビハインドとなって最終クォーターへ。
点差を縮めたい東京EXに対し、突き放したいFイーグルス名古屋。お互いに気持ちのこもったプレーを見せ、リバウンド争いやルーズボールで白熱しファウルの数も増えていく。
東京EX#18飛田が決めればFイーグルス名古屋#32福澤が返し、Fイーグルス名古屋#21アラビと東京EX#13ライアンのインサイド争い、コントロールするFイーグルス名古屋#6大塚には東京EX#8西山が3Pシュートでやり返しす。ポジション毎に譲らない展開のまま得点差は動かず、残り3分4点差の好ゲーム。そこから互いにディフェンスで意地を見せ、フィールドゴールが決まらない中、残り1分でFイーグルス名古屋#10杉本の決めた3Pシュートが決定打となり、最後まで東京EXが食らいつくも76-82で悔しい連敗となった。
早水将希ヘッドコーチ
早水 将希
途中波のあるプレーや相手のプレッシャーに押されてしまったことが敗因の1つ
昨日の課題であった出だしからのディフェンスが今日は出来ていたと思います。
しかし途中で波のあるプレーがあったり、相手のプレッシャーに押されてしまう場面がありました。オフェンスリバウンドを取られてしまったことも敗因の1つであると考えています。
また、相手のプレッシャーがかかったときにどうしてもアウトサイドシュートにかたより、そうするとシュートの確立が悪くなってしまうので、インサイドプレーを徹底的に狙うようにしたのですが、あともう1歩だったかなと思います。
ただ、選手は本当によく頑張ってくれました。
負けはしましたが希望の見える試合になりました。
チームは本当にだんだん良くなってきているので、次につながるゲームになりました。
これから西宮ストークス、FE名古屋と強豪チームとのアウェー戦が続きますが、引き続き頑張ります。
まだまだ我慢の時期が続いていますが、ファンの皆さまには変わらず試合を見に来ていただき、本当に感謝しています。
必ずここから盛り返していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。