#8西山、#3ルークを怪我で欠く東京EXは#33宮田、#13ライアンをスタートに起用し、
ファーストオプションを絞らずに5人全員がゴールにアタックすることで
これまでとは違う攻撃のリズムを作り出す。
ファーストプレイで#31石田から#13ライアンへのプレーがバスケットカウントで決まると、
333宮田、#31石田も得点を重ね、更に#13ライアンは3Pシュートとダンクも飛び出し、
内外からテンポよく得点を重ねる。
連勝を狙う福島も好調の#21菅野、#8村上のアウトサイドと
#11スパイクスのインサイドで食らいつき24-21とする。
東京EXはメンバーを変えながらオフェンスのペースは落とさず、
ボールを持った選手が常にゴールを狙う姿勢でテンポを挙げる。
#6長澤のドライブイン、#18飛田が連続でジャンプシュートを決めると、
#31石田も確率良く得点を重ね得点を伸ばす。
守っては前日やられたボーズマンへの対処を#23齋藤、#31石田を軸に
チームディフェンスで徹底して抑えにかかる。
すると福島はパスゲームからアウトサイドが決める展開で残り3分38-36の2点差に。
引き離したい東京EXはここから#6長澤のアシストを受けて交代直後の#11長谷川が直ぐに
得点を決めると、#33宮田、#13ライアンも続き45-39として後半へ。
勝負の後半、出だしで東京EXシュートがリングに嫌われる間に、
#11スパイクスがインサイドで連続得点、更にリバウンドから速攻を出し始めると流れが一気に福島ペースへ。
#31石田がうまくゲームを運び連続でアシストから得点を演出するも勢いを止めるまでには至らない。
この試合好調の#13ライアン、更には#23齋藤が積極的にゴールに迫るも中々決めきれずこのピリオド8-25としてしまう。
追い上げたい東京EXだが3クォーターの流れを変えきれないまま、
疲れも見え始め3分間無得点で53-71と突き放される。
タイムアウトを取ってからも決めきれないが、
それでも#18飛田、#13ライアンがオフェンスリバウンドで繋ぎ、
ディフェンスでは負傷の#31石田にかわった#11長谷川が体を張って気持ちを見せる。
少しづつリズムを戻し始めると#33宮田の連続アシストから#13ライアンが得点を重ね、
徐々に点差を詰めていく。
残り3分福島がタイムアウトをとると東京EXは田口を入れ
てオールコートでテンポを上げて仕掛けはじめる。
#51田口のアシストから#13ライアンの決めた3Pシュート(この試合32得点)、
更に#14三浦の速攻で満員の小豆沢は最後まで声が途絶えることなく盛り上がりを見せた。
時間が足りず74-85でタイムアップとなったが出てきた選手が
皆アグレッシブに戦ったことで、次への収穫はあったはずだ。
コメント
早水 将希
最後まで苦しいコンディションの中、選手たちはアグレッシブに戦ってくれました。
最後まで苦しいコンディションの中、
選手たちはアグレッシブに戦ってくれました。
怪我をした選手がいる中で、いつもと違う形で点が取れたことについては
収穫で次に繋がる試合になったと思います。
前半や4Qは積極的にリングに向かってアタック出来ていましたが、
3Qは相手のプレッシャーに対して少し守りに入ってしまい、
一人ひとりのリングに対するアタックが少なくなった結果、
シュートも少しのずれで落ち、シュートまで行けないこともありました。
また、相手がインサイドを守りに来たときに、アウトサイドの動きが
止まってしまっていたので、チーム全体としてそこが機能しなかったのかなと思います。
シーズンの出だしも#13ライアンが怪我をして外国籍選手1人という
状況がありましたが、その中でも他の選手がファイトしてくれていました。
その部分にアドバンテージがあるのはしょうがないことなので、
そこをいかに抑えるのかがポイントになってくると思います。
今年最後の小豆沢体育館でのホームゲームで、こんなにたくさんの方に
応援いただいて、チームとして凄く力になっています。
来年は勝利というかたちで返せるように頑張っていきますので、
引き続き応援よろしくお願いします。