ジョゼップ・クラロス・カナルス (ペップ)ヘッドコーチ契約解除のお知らせ
この度、横浜エクセレンスでは、ジョゼップ・クラロス・カナルス(ペップ)ヘッドコーチと双方合意の上、契約を解除することになりましたのでお知らせいたします。
なお、次節の12月9日(土)および10日(日)に行われる第10節 福井ブローウィンズ戦以降はゼネラルマネージャーの石田剛規がヘッドコーチを兼任いたします。
ジョゼップ・クラロス・カナルス Josep Clarós Canals (ペップ)
【生年月日】1969年1月28日
【出身地】スペイン
【指導者歴】
1995 男子エルサルバドル代表
1995-1997 アメリカン大学プエルトリコ校
1997 コレカミノス・レイノサ
1998 トロタムンドス・カラボボ
1999 コレカミノス・ビクトリア
1999-2000 フォート・ウェイン・フューリーAC(CBA)
2000 コレカミノス・ビクトリア
2002 ウリア・オイル・ロサリア
2002-2004 CBタラゴナ
2004-2006 CABマデイラ・フンシャル
2007-2008 ガス・テラ・フレームス・フローニンゲン
2008-2009 DKV ホベントゥット・バダローナAC
2009-2010 DKV ホベントゥット・バダローナ
2010-2011 DKV ホベントゥット・バダローナAC
2011-2012 ハリファックス・レインメン
2012-2013 ピオネロス・デ・キンタナ・ロー・カンクン
2010-2013 男子メキシコ代表
2013-2014 サンローラン・サランク
2014-2015 ハリファックス・レインメン
2015-2016 アル・ムハラク
2016 ライジング福岡(現:ライジングゼファーフクオカ)
2017 アル・マナマ
2017-2019 秋田ノーザンハピネッツ
2019 男子バーレーン代表
2020-21 ライジングゼファーフクオカ
2021- 男子アンゴラ代表
2023 横浜エクセレンス
石田剛規 Takaki Ishida
【生年月日】
1982年9月25日
【出身地】
茨城県
【選手歴】
慶應義塾大学 卒
2005-09 トヨタ自動車アルバルク(現:アルバルク東京)
2010-11 エクセレンス(クラブチーム)
2011-13 千葉ジェッツ(現:千葉ジェッツふなばし)
2013-17 東京エクセレンス(現:横浜エクセレンス)
【指導歴】
2017-22 東京エクセレンス/横浜エクセレンス ヘッドコーチ
2022-23.06 横浜エクセレンス ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチ
2023.12- 横浜エクセレンス ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチ
ジョゼップ・クラロス・カナルス(ペップ) コメント
Unfortunately , after mutual agreement I will not continue in Yokohama.I would like to thank all our players for their daily hard work and for give their best especially in these 9 wins of the last 12 games. Also, the loyalty and dedication of my assistant coaches, team managers and physiotherapists.
Finally, I would like to thank our supporters who always gave me warm support and made me feel so good in Yokohama. Thank you all! Now, the team must continue the goal of B2 and believe that winning next weekend at home, we can achieve the second position and still more than 36 games to play.
Good luck Yokohama EXCELLENCE!!!
残念ながら、双方合意のもと横浜でコーチを続けることはできなくなりました。
日頃のハードワークと、特にこの12試合で9勝を挙げたことに全力を尽くしてくれた選手たちに感謝をしています。また、アシスタントコーチ、マネージャー、ストレングスコーチ・トレーナーたちの忠誠と献身にも感謝します。
最後にいつも温かい声援を送ってくれ、横浜でとても良い気分にさせてくれたブースターに感謝したいです。ありがとうございました!
クラブは今週末のホームゲーム、そしてB2への昇格のために戦い続けますが、まだ36試合以上残る中、(「B2昇格」となる)2位以内の座を勝ち取ることができると信じています。
横浜エクセレンスの幸運を祈っています。
石田剛規 ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチ コメント
2023-24シーズン、ヘッドコーチとしてクラブを牽引してもらったペップと、双方合意での契約解除となりました。短い時間となりましたが、クラブに新たなカルチャーを根付かせる為に尽力をしてくれたペップにはまず感謝の気持ちで一杯です。厳しさと緻密さを兼ね備えたコーチングで、横浜エクセレンスに更なる強みとなるものを財産として残してくれたと感じています。
今回の決断は大きな影響をもたらすものと認識しています。簡単な決断ではありませんでしたが、クラブとして、今季の目標である「B3優勝」・「B2昇格」を第一に考えた時に、順位や勝敗、B3リーグの混戦模様、そしてシーズン終盤にどうチームを完成させていくのかを考え、このタイミングでの変化が必要と決断しました。
現在、横浜エクセレンスの勝率は0.667でB3リーグ5位につけています。今季10試合を終えた時点では勝率は0.600だったので、改善の兆しがあるとも言えます。ただし、2連勝をすることができない難しい状況が続いています。
勝率・順位を上げるためには、連勝が必要ですが、2試合目に相手にアジャストをされ、負ける展開が多く見受けられました。次節は首位の福井戦で大一番ですが、結果次第では勝率が再度0.600に戻る可能性もあります。
今季のB3リーグにおいて勝率0.600は6位または7位の位置になります。さらに今季は混戦が予想され6~9位までの差はほぼありません。
また八王子・東京Zに対してタイブレーク(現時点での得失点を含めた負け越し)を与えているために、 このまま進むとシーズン終盤の結果によってはプレーオフの進出も危うい状況となっています。
もちろん、それだけ今季のB3がどの相手をとっても勝つことが容易ではない、白熱したリーグといえますが、 横浜エクセレンスが目指している姿、つまり理想や、コーチが目指すバスケットの完成形にたどり着く前に、シーズンが終わってしまうこともあり得ると、クラブとして大きな危機感を感じていました。
そこで、いまこのタイミングで大きな変化の舵をとる決断に至りましたが、 今季の編成は、強度の高いディフェンスをすることを想定して作られています。
スタイル・目指すべき姿は大きくは変わりません。
今のスタイルを洗練させ、選手がもつ力を最大限発揮させることが、まず第一歩となります。
その上で、2連勝をするために、選手15人が同じ方向性を向き、勝ち方を共有することが、 目標達成に必要不可欠なステップと考えています。
「B3優勝」・「B2昇格」をすると覚悟を決め、身体を張って今シーズン戦ってくれている選手たちがより輝けるよう、またより応援しがいのあるクラブになれるよう、そして目標を達成出来るように、クラブ一丸となって残りのシーズンを戦っていければと思います。
引き続き、横浜エクセレンスの応援をよろしくお願いいたします。
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