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PLAYERS HISTORY #6長澤健司


今シーズン、東京エクセレンスのホームゲームで配布しているマッチデー プログラムでは「PLAYERS HISTORY」を掲載。
東京エクセレンスの選手が「バスケットボールを始めたきっかけ」や「学生時代に思い出に残っている試合」をご紹介しています。


WEBページでは、プログラムには掲載しきれなかった、選手へのインタビューの全容を公開!
2回目は、#6長澤健司選手です!

 

プレーするほどバスケが楽しくなった小学生時代

バスケをはじめたのは小学校3年生の時です。
2歳上の兄の影響で、地元のミニバスチームに入りました。
その後、兄は2週間でバスケを辞めてしまったのですが(笑)

もともと僕は体を動かすことが好きでした。なので、友達とバスケをすることも楽しくて、練習以外にも、昼休みもバスケをして、どんどんのめり込んでいきました。

5年生の時には関東大会に出場することができて、ますますバスケが楽しくなっていきましたね。
 

ミニバス時代の仲間と関東大会に出場した中学生時代

中学校は、ミニバスで一緒だった友達と一緒のチームでした。
僕自身の役割はポイントゲッター。
当時はたくさんシュートを打てることが楽しかったですね。

中学校3年生の時には、関東大会に出場しました。
それがきっかけで、幕張総合高校から声をかけていただき、スポーツ推薦で入学することになりました。


 

記憶に残ったインターハイ予選

幕張総合高校は県内でもバスケに力を入れていた学校で「インターハイ出場」を目標にしていました。
一年中練習をしていたので、辛いと思ったこともありましたが、当時は本気でインターハイ出場を目指していました。

高校3年生の最後のインターハイ予選で、幕張総合は千葉県ベスト8に勝ち進み、東海大浦安高校と対戦しました。
東海大浦安は全国でも有名な強豪校でしたが、僕たちは本気で試合に臨みました。

結局試合には負けて、僕たちはその試合で引退。
その後は「この先バスケを続けるべきなのか」と真剣に迷いましたね。

振り返ってみると、東海大浦安戦で負けたことが、その後、僕の中で反骨精神に繋がったと思います。
この試合が「バスケを続ける原動力」になったんだと、今は感じています。
 

プロを意識し始めた大学生時代

進路決定の時期が迫ってきても、大学でもバスケを続けるかどうか迷いました。
幕張総合は文武両道の学校だったこともあり、高校時代は勉強にも力を入れていました。
そして、最終的には学校の指定校推薦で、法政大学に入学しました。

法政では体育会のバスケ部ではなく、第二体育会のチームに入部してバスケを続けました。
進学の時はバスケを続けるか迷いましたが、やっぱりバスケが好きだったんですね(笑)

大学では、第二体育会だったとしても、本気でバスケに取り組みました。
当時、日本のバスケもプロ化の動きが活発になりはじめていて、4年生になる頃には「プロ」を意識し始めていました。
 

プロを諦めきれずクラブチームでプレーを続ける

「プロになりたい」という思いを両親が尊重してくれて、大学卒業後はアルバイトをしながらバスケを続けました。

そんな時、クラブチームのエクセレンスを紹介されて、宮田さん(#33宮田諭選手)、齋藤さん(#23齋藤豊選手)、石田さん(石田剛規HC)と一緒にプレーをしました。

当時のチームには、いま東京サンレーヴスにいる坂井耀平選手もいました。
坂井選手もその時プロを目指していたので、多くの時間を一緒に過ごして練習しましたね。

その後、2013-14シーズンにプロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」が立ち上がります。
チーム創設年度に、僕とハセ(#9長谷川凌選手)は、育成契約選手としてチームに加入しました。
キャプテンは石田さん(石田剛規HC)です。

育成契約のため試合に出場することはできず、練習生として練習や試合に帯同していました。
ですが、シーズンも終盤に差し掛かった頃、プロ契約選手としてコールアップされ、念願だったプロバスケットボール選手になることができました。

高校から大学に入学する時、一度はバスケの道を諦めかけました。
それでも、高校時代の東海大浦安戦を思い出すたびに、「このままでいいのか」という思いが強くなりました。
仮にバスケで大学に進学していたら、そんな思いは湧き上がらなかったかもしれません。
こうして東京エクセレンスでプロとして試合に出場できるのも、あの試合を経験したからだと思っています。


 

#6長澤選手が考えるバスケットボールの魅力

バスケの面白さは「チームスポーツ」であることです。

チームなので一人ひとりに役割があります。自分がやるべきことがしっかりできて、チームに貢献できた時が嬉しいですね。
もちろん個人的には得点が入った時も嬉しいですが。

また、バスケはクリエティブなスポーツです。
学生でバスケをしている人は組織的な動きなど基礎を学んでいる人も多いと思いますが、チームメイトや相手の動きを読みながら、自分が次にやるべきことを考えてプレーすることもバスケの魅力だと思います。

試合で見て欲しいポイント

今シーズンは、3Pシュートを含めて、より積極的にゴールにアタックして得点に絡みたいと思っています。

また、ディフェンスもさらに強化したいと思いますし、相手のポイントゲッターをしっかり抑えるところを見て欲しいですね。

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